正しい勉強のしかた③

成績が伸び悩んでいる人は、勉強のしかたがまちがっている場合があります。
正しい勉強をすれば、短期間で大きな成果が得られます。

正しい勉強のしかた③

「ものごとのとらえ方・考え方」を学ぶ

「知識のインプット(入力)」とは
別の角度から眺めれば、
“「ものごとのとらえ方・考え方」を学ぶ”ことだと言うことができます。

ちょうど、将棋や囲碁、野球やハンドボール、サッカーといった、
様々なゲーム・スポーツが、
ルールや定石・戦法をきちんと学ばないと上手にプレーできないのと同じです。

将棋を指すなら、
将棋のコマの動かし方はもちろん
定石・戦法などの知識を、頭にインプットする必要がありますし、
ルールや戦法といった知識を、頭にインプットすることなく、
野球やハンドボール、サッカーといったスポーツの試合を行うことも不可能です。

学問においても同様で、
例えば、数学をできるようになるためには、
そもそも さまざまな定義、公式や定理を深く理解していくこと、
すなわちルールや戦法を覚え習得することが先決で、
それをおろそかにして、問題が解ける、すなわち試合に出て勝利する、
ということは無理な話でしょう。

英語でもそうで、英単語や文法を習得することなしに、
英語の長文読解で高得点をとれるようにはならないですよね。

または意地悪く言えば、
“自分流のとらえ方・考え方を捨て,すでに確立した考え方に服従する、洗脳される”
というふうにもとらえることができるでしょう。

特に、
論理を構築して理解を深めていく際に
この側面がクローズ・アップされることが多く、
自分流に固執しない柔軟な思考が求められます。

もちろん多くの人は特にわだかまりを持つこともなく、
素直に受け入れますので特に意識することはありません。



続きます

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